ユーザー数の多さを誇るのと、人口の多さを誇るのは根本が似ていると思う。

”うちはユーザー数がこんなにもいるよ!”

”ユーザー数○○万人突破!”

と、獲得したユーザー数を誇り、外部にPRにすることがIT企業を中心に多く見られます。

ユーザー数とは?ただこの場合の、ユーザー数というのは何?という定義に着目する人はとても少なかったりします。

ユーザーの定義は何か、そしてどんなユーザーが大半なのかは、個々企業の判断によって含まれているものが違います。

頻繁に訪れるアクティブユーザーや、月に多くのお金を払ってサービスを受けたいというロイヤリティユーザーがある一方、捨てアドを使って、無料でメール登録だけした会員などもユーザーとしてカウントされたリします。

また、ユーザー数といっても、YouTubeの登録者のように、非利用アカウントを常に除外していき、純粋な今のユーザー数だけを出しているものなのか、それとも、退会した人も含めて累計のユーザー数で出しているのか、などによってもその発表する意味や価値が違ってきます。

一方でここ10年くらい、マスコミの影響からか、人口が多い国=強い、価値が高い、といった認識が流布されています。一方で、人口が減る予測が出されている日本は終わりです、価値がなくなっていくという意見も多くなってきています。

マルサスの『人口論』を取り上げて言うまでもなく、人口が多い=負の面も存在するわけです。
一昔前(私が生まれる前?)は、「あの国の発展は難しいよ、なぜなら(悪い意味での)人が多すぎるから」、といった負の面も考慮した、ごく普通の認識があったと思うのですが、ここ最近は、人口の中身よりも、人口数そのものに注目が行き、期待値があがるという一面的な見方が多くなっていると感じています。

多分これらは人口が多い国の、国家をあげてのプロバガンダか、世界は一つの新自由主義の発想から来ているのかもしれないです。

単純に人口が多ければ良い(価値があがる)というのであれば、EUのように多くのデメリットが発生することを分かった上で地域統合すれば済む話です。民主党の鳩山さんが主張していたように、中国、韓国を中心に日本を合体させるアジア共同体構想でも同様です。

話を最初のユーザー数に戻しますが、ユーザー数も、それがどのようなユーザーかによって本来、サービスの価値も左右してくるのです。

人口の話と同じで、「あのサービスは発展できないよ、抱えているとされるユーザーの質が悪いから」という評価もありえるのですが、そうした判断が出されることことは稀です。
とりあえず十羽一欠片に、「ユーザー数多い!すげー。万歳!!!」と判断されることが多いです。(もちろん、質のよい人、ユーザーで構成された数が多いことは、素直に大変評価できます。最強です!)

最近熱いですね。。

多分、多くのIT企業の経営者は優秀なので、上記のようなことは全て頭で分かった上でプロレスのような認識で、数をPRをしているのかもしれないですし、それを評価する人や世間も、プロレスを分かった上で、ニュースやベンチャー投資の決定をしているのかもしれないです。

世の中は一般的に、自分が変わるか、周りが変わるかのどちらかですので、周り(世の中)がそういう認識で動いているのなら、変わらなくてはいけないのは自身の方になります。

ですので、当社Ecomもユーザー数をまじめに意識して動いた方がよいかなと考えています。ただ気持ち的に、質のよいアクティブ率の高いユーザー、うちのターゲット層と被るペルソナユーザーを多く構成させてユーザー数を増やしていくことは、外せない点として持ち続けて行きたいです。

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です