スカイプ英会話業界の流れ3/3 ブレンディッドラーニングへ

先月、10月の頭に安倍首相が、消費税増税を正式決定したのを受けて、この1ヶ月、ブログも書く気がなくなっていました・・・。デフレ環境下の今の日本で消費税上げても、税収が逆に減ってしまうのを、安倍さんは分かっていて(もしくはデフレは貨幣量の問題と誤解しているかで)、消費税を上げているようで、どうにもやりきれなさを感じるところでした・・・。

まぁそれはともかくとして、今日は、スカイプ英会話業界の流れ3:未来 について書きたいと思います。

オンラインとオフラインの融合。ブレンディッドラーニング

前回、「フィリピン英語一色から、インターナショナル英語の流れ」と書きましたが、今後3年以内に主流になってくる流れとして、ブレンディッドラーニング(ブレンド型学習)が来ると考えています。

ブレンディッドラーニング

ブレンディッドラーニング(ブレンド型学習)とは、オンライン、オフラインをブレンド(ミックス)させた形の学習方法です。

例えば、リアルタイムのスカイプ英会話レッスンをする一方で、授業の前後に、非同期のビデオ学習などをしたり、問題を解いて理解を深めたりする。

または、対面式授業や学習イベントなどと併用しモチベーションを保ったり、きめ細かいケアをする。といった形です。

 

最近、教育業界でMOOCSの盛り上がりと共に話題になってきている『反転授業(flip teaching)』、こちらはブレンディッドラーニングの一部です。

現在の反転授業の盛り上がりつつある状況は、将来のブレンディッドラーニングへ移行の過渡期と捉えています。

しかし、実のこところ、ブレンディッド学習は、オンライン英会話業界では、一部でもう既に行われてきていました。

元祖オンライン英会話のEnglish townさんは、数十億円ものお金を投じて、ゲームや映像などを含めた、英語学習教材を用意していたようですし、イーオンさんでは、オンライン英会話レッスン受講前に、理解を深めるeラーニング教材を学習させるブレンド学習法をとっていました。

 

Ecom映像学習サービス当校Ecomオンライン英会話サービスも、1,000以上に登る英語学習の映像教材を用意して、モバイルなどの隙間時間に学習ができるように、入会された方にはカリキュラムを組んでいます。

また授業以外に、文化理解を深めるための、興味深い文化トピックをブログ形式で展開しています。

最近ですと、ロゼッタストーンさんが、持っている教材をベースにオンライン英会話の領域に進出され、ブレンド型学習を行っています。

 

変われるか?スカイプ英会話業界

これまでスカイプ英会話業界は、小手先のテクニックで価格競争ばかりをやって、業界全体にチープなイメージを与えていました(残念なことに)。また、目先のことしか考えない“短期投資(大量広告)”ばかりを行ってきたように思えます。

そのため、スカイプ英会話レッスンのほとんどは、業界の長期的発展を考えない思考停止状態に陥って、講師に発展の課題を全てを丸投げしている状態が続きました。

しかし、そうした状態もこれから変わってくると考えます。

そもそも今のスカイプ英会話サービス要素は、もっと因数分解できます。因数分解した要素毎にそれぞれ最適な学習形態を提案することができます。

 

まず、

・単語学習は、もっとレッスン以外に、非同期で効率よく生徒様にやってもらった方がいいですし、

・文化の学習などは、ブログなどを活用して別途補足をした方が、貴重な授業の時間をたくさん取られなくていいです。

・ライティング学習も別にスカイプ英会話でやらなくても、別の機会でトレーニングをできるようにして、講評だけ講師からもらってもいいですし、

・リスニング力を鍛える点も、ディクテーションゲームアプリや英語耳要請映像教材のようにもう少し別のアプローチがとった方が、レッスンが効率的になります。

 

時間は有限。さっさと語学の問題なんか卒業してしまおう。

現在、多くのフィリピンスカイプ英会話学校は、『たくさん時間をかけよう、そうすれば英語はできるようになる』と述べています。
ビジネス英語確かに、時間をかければできるようになる、は真ですが、残念ながら、私達の時間は有限です。

語学学習にかける時間が多ければ、他のことに費やす時間が減ることになります。

3000時間学習しましょう!という学校よりも、ブレンド型学習などを取り入れ、もっと効率的にすることで、英語は、0から、500時間程度で上級レベルまで持っていける、と私は思っていますし、そんなサービスが今後求められると思います。

 

もちろん、上達よりも、外国人と楽しく話す方が目的、学習が趣味という方もいらっしゃっても問題ないと思いますので、そうした場合は、楽しさを全面に押した、Fun Educationをして、息の長い学習サービスを発展させていくべきです。

そういう意味で、DMM英会話さんなどは、変にマニアックな学習法や教材などに走らず、楽しい体験を追求してほしいですね。

 

現時点での業界動向まとめ

以上まとめますと、

・今後、インターナショナル英語(グローバル英語)の流れ、+ ブレンディッドラーニングの流れがくる。

・上記の総合的サービスを提供できる学校にお任せする人と、ブティック型で、フィリピン英語専門、イギリス英語専門、アメリカ留学専門といった学校を、自身で取捨選択する人の2種類の生徒様にタイプが別れる。

・語学のブレンディッドラーニングでは、映像、アプリ、ブログなどSNS、オフライン授業、この4つを中心に今のスカイプ英会話とミックスされていく。もちろんデバイスの主役はモバイル、ウェアラブルへ。

・市場は、趣味としての楽しい語学レッスン市場と、真剣に語学をあげたい人向け市場の2つに大きく分かれる。

ちなみに、5年から10年先の英語学習マーケット(語学学習需要の急落)を予測する記事は、下記です。興味ある人は読んでみてくださいね。

10年後の語学学校の未来

ウエアラブルコンピューターと英語学校の未来

ポスト語学学習の時代

*2020年の東京オリンピックの時には、ソニーか、Docomoあたりから、ウェアラブルタイプの自動翻訳・通訳ツールが出ていてほしいですね。

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