フィリピン英語留学は、もっとシニアのニーズを汲むと伸びるのでは?

フィリピン留学旅行バッグ先日、留学を考えている英語勉強中の母(60代)の付き添いで、シニア向け東南アジア英語留学説明会(フィリピン、マレーシア向けが主)に同行してきました。

フィリピン留学は、若者向け市場がレッドオーシャン

しかし、母も含めその説明会に参加していたシニア世代は、東南アジアへ“楽しむ留学”を求めている様子なのに、主催側は、真面目に学べる英語留学を提案している、そうしたニーズの取り違いが起きていて、その時のシニア向け英語留学説明会には少しがっかりしました。

 

また、話を聞くと、今のフィリピン英語留学の主役は、10代、20代の若者だそうで、缶詰のように現地の英語学校にこもって勉強(TOEIC対策など)をするのが主流のようです。おそらく最初に始めた現地韓国の学校の影響が強いからだと思います。

週末はバケーション活動できますよ、と言っていましたが、シニアが求めているのは、週末だけでない、もっと柔軟性のあるカリキュラムであったり、同じシニア層が在籍する安心感などです。

 

そもそも、フィリピン英語学校は、フィリピン留学の強みと、それを活かせる真の顧客を分かっていないのでは、と思ってしまいました。

まず、日本でフィリピン留学に最も合う顧客は、若者ではなく、シニア世代(50代以上)だと私は考えます(若者ももちろん合うと思いますが)。

理由として、シニア世代に下記の2大需要があって、それがフィリピンの持つ強みにマッチしているからです。

 

日本のシニアとフィリピンのいい関係

1.残りの人生をアクティブに、南の島などでバカンスも含めて楽しみたい⇒ セブ、ボラカイなどリゾート留学が可能なフィリピン

 

2.わがままを受け入れてもらいたい⇒ホスピタリティ溢れる国民性と安い物価のフィリピン

 

1については、東南アジアロングステイが人気のように顕在化しているシニアのニーズです。フィリピンは、マレーシアと同様に、そのニーズを満たすポテンシャルをもっていますし、イスラム圏のマレーシアほど制限はないです。

2については、あまり面と向かって語られませんが、人間、年を取ってくるとわがままになってくるものです。説明会では、うちの母も含めてシニア世代は、要望が多いなぁと感じました。

大きな声で言えませんが、欧米圏に留学すると、日本のシニアの人は、結構溜め込むものが多いのではないでしょうか?

 

フィリピンホスピタリティ 人懐っこい
セブ、マクタン島の人懐っこい子供たち

一方で、フィリピンなどですと、言い方は悪いですが、シニアの人が気兼ねなく自分のわがままを伝えられるし、フィリピン人もそうしたわがままを聞いてくれる素地を持っています(もちろん、フィリピンのいい加減さや適当な性格は、シニアの人に見せてはダメですが)。

ですので、シニアの英語留学先では、フィリピンの競合として、当然のように、アメリカ、カナダ、イギリス、ニュージーランド、オーストラリアなどのネイティブ英語圏があがりますが、上にあげたシニアの2大欲求を満たしてくれる意味で、フィリピン英語留学は日本のシニア層にベストマッチするものでないかと思っています。

 

しかし、現状のフィリピン英語留学といえば、10代、20代の若者が中心で、日本人や韓国人だけで固まって、TOEIC勉強しているのが主流です。楽しい留学を打ち出していても、遊び半分の若者ばかりを集めているようです。

別の機会に説明しますが、正直、私の意見として、
“若者”は、心地よいフィリピンに長くいると、将来的に悪い影響を受けていく。』と思っています。ですので、個人的には、フィリピン英語留学関係をされている方は、日本の将来のためにも、是非若者ばかりでなく、シニア層のマーケティングをもっとやってほしいと思います。

日本のシニア層は格差が激しいものの、基本、留学にはお金を持っている方なので、きちんとニーズにあったものを提供すれば、ある程度の値段以上でも買ってくれます。とりわけ「安心感(安全、快適、わがまま通る)」には、たくさんのお金を払ってくれると思います。

一方で、今ある若者向けサービスだと、際限無い価格競争に入っていくレッドオーシャン化がオチだと思います。

 

シニア世代がフィリピン留学に求めるもの

とりあえずシニアがフィリピン英語留学に求めるのは、

フィリピンリゾート留学・資格などどうでもいい、勉強一辺倒もつまらない、ほどほどの勉強と、ほどほどのバケーションモード(=柔軟性あるカリキュラム)。

国際異文化交流(日本人だけ、や韓国人だけ、という感じでなく、ヨーロッパ、イスラムも入れた様々な外国人とのふれあい)が重要。

・若者ばかりの状況を異常に嫌がる、シニア世代(仲間)がいる学校を知りたい。

・寮を必須でなく、自由にホテルと組み合わせたり、提供の食事をオプションにしたい

・マンツーマンだけでなく、グループや、参加しやすいアクティビティもあるとうれしい

などです。

シニア娯楽多分、シニアの集客力がないと、これらを反映していくことは難しいでしょうから、例えば、JTBさんとか、近ツーさんなどの旅行会社、またはJCBトラベルとかのクレジットカード会社とかと組んで、シニア向けフィリピン英語留学、というジャンルを創っていってほしいものですね。

シニアの人は、私達が想像する以上にアクティブなので、定番のビーチアクティビティ以外に、現地ダンスパーティーや、ホテルバイキングなどと組み合わせたりしても面白そうですね。

 

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

2 thoughts on “フィリピン英語留学は、もっとシニアのニーズを汲むと伸びるのでは?”