絞り込む是非は、時と場合、状態によって変化する
マーケティングでは、『顧客ターゲットを絞ること』が重要だとよく言われています。
そうした基本戦術にあわせるように、オンライン英会話スクールにも子供専門を謳うところがでてきています。
確かに、リアルの子供英会話スクールがあるように、オンラインでも子供専門の英会話スクールはよさそうです。
専門性が打ち出せますし、経営資源が少ない場合、選択と集中の観点から、戦力と子供向けに絞って投入するのはあっているのかもしれません。
しかし、オンライン英語学校の場合、時間帯、場所を選ばず受講できる点がリアルの学校と大きく違い、お子様が受講されている場合、あわせて、親子、家族で受講というニーズが強いです。ですので、経営資源に余力があるのであれば、リアルの英会話スクールのように子供専門という絞り込みをすべきでないと私は考えています。
オンライン学校ならではの学習ニーズ
例えば運営していて、このようなニーズを目にします。
・子供を受講させていて、お父さんがその先生と受講して、レッスン中、子供とのレッスンの様子を聞いたりして、お子様の成長の喜びを講師と共有する。
・お子様が始めたので、親御さまも一緒に学習を始める。またはその逆のパターンがあったりします。
実際、親子で受講される生徒さまの方が、お子様だけで受講されるケースよりも、長く継続される調査結果が出ています(当校調べ)。
・最近のお子様は英語のレベルが高くなっており、小学生で英検1級、準1級に挑戦する生徒さまも結構出てきています。私の時代では信じられないレベルなのですが、そうした上級レベルの対応には、試験に準拠した大人向けのカリキュラムも必要となってきます。(もちろん帰国子女の方を対象にした上級お子様向け教材も用意しています。)
・当校は5年以上の長期継続される方がかなりいらっしゃるので、15歳の子供向け英語カリキュラムを卒業したら、「はい、さようなら~」という形にせず、Teen、大人向けの英語カリキュラムが用意されている点を評価頂いていたりします。
このような観点から、当校Ecomでは、子供向け、Teen、大人向けまで一気通貫で、上達できるカリキュラムを用意しています。
よろしければ参考になさってください。