オンライン英会話業界のノーショー(ドタキャン)問題について

最近、飲食店のドタキャン防止のための、ブラックリストを作ろうとしている動きのニュースを読みました。

運営する団体などの賛否はあるものの、ドタキャンをしない自分にとっては、よいのではと思っています。

 

私がいるオンライン英会話業界でも、体験レッスンのドタキャン(No show・ノーショー)という問題があります。

 

体験レッスンを予約して、講師が授業準備をして待っているにも関わらず、連絡なく現れないという問題です。

語学学校では当たり前のようですが、開業当初、私は戸惑いました。

講師に給料は発生するのはもちろんですが、それ以上に、

講師が準備して待っていて、生徒が現れないとなると、学校側は、ネット回線の問題ではないかと、焦ってサポート連絡をしようとします。

時には、生徒様がITに不慣れなこともあり、ネット接続できていなかったであったり、開始時間に生徒様が現れないと色々と気苦労が発生します。

そして講師側も、その生徒のために、準備していたものが、無断欠席でテンションも下がります。

こうした、オンライン語学学校業界のノーショー(ドタキャン)問題について、下記3つの対策方法が存在します。

1.体験無料、格安低品質型

講師を時給の安いフィリピン人にして、1回1回のクラスに力を入れない、安かろう悪かろうでいいので提供する

2. 体験レッスンを有料化

体験レッスンを有料にすることで、一球入魂の、1回1回のレッスンに気を抜かない高品質サービスの提供に努めていく。

3.ノーショー取り締まり型

レッスンを高レベルかつ、体験レッスンを無料を維持するが、ブラックリストを作成して、ノーショーした人を排除していく。

 

現実には、オンライン英会話の会社の99%が1を取っています)。

・フィリピン人講師の1レッスン給与は、平均70ペソ(140円)程度で低コスト。

・時間にこなくても、会社はサポートをとらないから労力かからない。

・講師もNo showを考慮して、その人を念頭に入れた授業準備はほとんどしない。

といった具合です。

 

今、オンライン英会話=低品質で、成果がでない、という意見が時々発表されるのは、

こうしたお客様側の行動も一因となっていたりします。

 

もちろん、当校ECOM(イーコム)のように、2:体験レッスン有料制にすればよいのですが、

2を選ぶと、体験レッスン申込み数が、無料に比べて、一気に少なくなります。

また、体験レッスン申込み段階(メールアドレス登録しただけ)の人を、生徒数に加算する悪習が、この業界にあるため、会員数50万人突破!といった、実際にはまだ入会していない人を加えて、発表したいニーズから、1の無料体験+格安方式を選ぶオンライン英会話学校さんで溢れています。

利用者にとってみれば、体験代が無料の方がうれしいのは分かりますが、無料であるところは、それ相応のレッスンしか提供されないということを意識してみると良いかもしれません。

正直、ノーショーの時の講師給与を被るのは全然問題ないですが、プロ意識の高い講師ほど、きちんと授業準備と、緊張感を高めて授業に臨むので、ノーショーが連発する学校では、よい講師の離脱がおきます。

当校は、それをなんとしても防ぎたいので、無料体験による拡大策よりは、有料体験による地道成長策を選びました。

 

正直、ノーショーをした会員のブラックリスト登録(メールアドレス)を、業界全体で、行ってもよいと思うのですが、なかなか、個人情報に敏感な、日本や欧米の会社が行うのは難しいと思います。

アジアの会社がグローバルにスタートしてくれるのをちょっとだけ期待しています。

P.s:ここだけの話、外国人講師のブラックリスト登録も、実は業界的にニーズがあったりします。

 

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