ランチェスター戦略は、商圏の絞り方が難しい。

経営コンサルタントという職業の方には、まだお世話になったことはないのですが、

経営者という立場上、知り合うこともよくあります。

 

私がオンライン語学学校を経営していると言うと、よく言われるのが、

商圏(マーケット)の絞り込み』。

いわゆる、ランチェスター弱者の戦略の1つでになります。

 

ランチェスター戦略とは

イギリスの軍事作戦から経営学に応用されたランチェスター戦略では、圧倒的市場シェアNo1企業以外、全て弱者と定義し、

弱者企業は、マーケットを絞り込み、業務投入量をそこだけに絞ることで、その業界のNo.1を得る。

そして、その後、No1を増やして、広げていくという手法。

市場をどう切り取る?

うちの会社(ECOM)は、英語を中心に、中国語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語、イタリア語、アラビア語、ポルトガル語、韓国語、ベトナム語など20か国の言葉をオンラインで学べる学校です。

日本国内のマーケット規模感ですが、

英語学習サービスが9割。その他言語で、残りの10%を占めている状況です。

 

経営コンサルタントの方々が言うには、

「オンライン英会話はレッドオーシャンで、競争が激しいでしょう?」

「中国語学習サービスはどう?または、フランス語、ドイツ語、スペイン語、など、その他のマイナー言語のどれかに絞って、圧倒的No.1をとるように努める。そのために、他の言語は、損切したら?」

といったものです。

もちろん、お金のやり取りのあるコンサルではない、世間話なので、重みはないのですが、

ランチェスター弱者の戦略をそのまま当てはめると、そうなるなと納得のいく内容だと思います。

実際、私も、同じように考えてみたことも、一度や二度ではないです。

 

ただ、業界を見てみると・・・、

確かに、

オンラインスペイン語専門!、

オンラインロシア語専門!

オンライン中国語専門!

オンラインフランス語専門!

といった、その言語専業の会社は、既にあったりします。

しかし、それはそれで、その会社がきちんと食えているのかというと、微妙な状況です・・・。

更新が大分前からずっと止まった状態のホームページを見ると、その内情がうかがい知れます。

 

ブルーオーシャン?市場規模がないだけ?!

マイナー言語それ専業で事業を行うには、市場規模が小さすぎますし、

その市場規模のために、予約サイトや整えたり、システム投資や人員配備を行うのは、割が会わないのではと思っています。

もちろん、例えば、ロシア語留学やロシア旅行、ロシア語翻訳などをやっている、ロシアコネクションを最大限活用できる会社が、オンラインロシア語も行い、ロシア語だけではなく、国内のロシア関連マーケット全体でNo1をとるというなら、マーケット的に魅力のある市場だと思います。

しかし、当社ECOMは、経営者である私がインターネットと語学が得意ということもあり、

得意なオンライン×語学の領域だけに絞り込み、オフラインのものに資金や人員余力を割きたくはないのが本音です。

 

今もさらっと書きましたが、当社ECOMは、

まず、オンライン×語学だけに絞りこんでいます。

よく、オンライン英会話を始めた企業さんが、勝てないので、オンラインの音楽レッスン、オンラインのダンスレッスン、オンラインの塾など、どんどん戦線を拡大していくのみていますが、うちはそれだけはやらないように心に決めています。

 

意外に悪くない、20言語を高い品質で学べるオンライン語学学校という切り口

20言語のオンライン語学学習サービスは、広げすぎという意見には、同意でもありますし、不同意でもあります。

確かに言語数は多いですが、オンラインの予約学習システムは1つで共通化できますし、お客様サポートも、学習相談も語学上達というノウハウ面で共通してできます。

なにより、20言語近い言語を学べるオンラインスクールも、街中の語学学校も、ほとんど存在しないという状態があったりします。このため、企業様から、

「英語以外もやっている学校さん」

「〇〇語は対応できませんか?」

「各言語ごとに、業者に発注する手間が省けて助かりました」

といったお声がけを頂けます。

もちろん、

資本力のある大手が、何言語もオンラインで学べるようにやってきて、うちと同じようなことを始めたら、市場変えをしますが、オンライン20言語提供という切り口は、現状いないので、このマーケティング切り口で結構ありかなと感じている次第です。

(オンラインマッチング方式で、何言語も学べるサイトは何社か大手でもありますが、当校の場合、講師を1000人の応募から1人に厳選し、全ての講師、生徒様の顔がみえる形態でやっている”語学スクール”なので、講師マッチングサイトとは商圏が異なります。)

 

商圏の絞り込み その他

当面は、多言語提供×高品質のオンライン語学学校という領域で、圧倒的に頼られる存在(No.1)となることですが、

もし、それが間に合わず、多言語を提供するガチのオンライン語学学校が、大手資本ででてきたら、真っ向勝負をせずに逃げます(ランチェスター戦略に従う)。

そうした場合、どんな商圏の絞り込み切り口が、他に有効なのでしょうか?

A. 例えば、子供専門

にすることでしょう。

今、大学はもちろん、私立中学、高校を中心に、下手したら、私立小学校のうちから、英語以外の外国語を学ぶのを必須としていたりします。

こうしたお子様のための学校という切り口で、絞り込むのが有効だと思っています。

B. もっと絞り込むと、海外の日本人子弟、帰国子女専門

にすること

もありえます。

外務省のDataでは、海外日本人子女は、小学生、中学生だけの数で、8万人ほど。

それも毎年入れ替わりもあったりします。

こうしたマーケットは、実は、英語以外に、その他言語、もっというと、実は日本語教育だって必要とされていたりします。

8万人の海外邦人子女の20%(1万6千人)獲得を目標にして、

月1万5千円の顧客単価の場合、月額2億4千万円。

年商25億円で、十分商圏として成立するニッチ領域と言えます。

さらに言うと海外売り上げは、消費税がかからないので

運が良いと、消費税還付があるかもという特典つきのビジネスモデル!

 

こうしたことを書くと、マネされる恐れがありますが、うちは、日本語教育も含めて20言語の教育を、10年以上の提供してきたノウハウ実績があるので、そう簡単に追いつかれないとは思っています。

もちろん、もっと色々、絞り込みや、差別化のアイデアは湧き出てきますが、字数も多くなってしまったので、この辺で。

 

要は、大手以外は、少ない資本をより、固めて投入して、いかに圧倒的No.1をとるかということにまい進することが重要ということです。

 

現状のECOMのNO.1領域?

最後に、当校ECOMが今No.1のところは、どこかと考えました。

オンライン多言語という領域では存在感がありますが、圧倒的No.1とは言えない。

考えたところ、YouTubeの語学学校チャンネルの中では、当校語学学習チャンネルは、登録者4万人で、No.1ではあります。ただ、圧倒的とするには、20万人以上はほしいので、これからYouTubeの強化は再開していこうと思います。

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